こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
この記事では、 Rubyで<=>比較演算子について
- <=>比較演算子とは
- <=>比較演算子を使ったサンプルプログラム
と、この記事で丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
Rubyのバージョン | 2.6.6 |
Rubyのインストールは、下の記事をご参考ください。
<=>比較演算子とは
<=>比較演算子とは、演算子の左辺と右辺の値を比較した結果を数で返す演算子です。
使い方サンプルは以下です。
1 |
result = 1 <=> 2 |
返す値は以下にまとめました。
ケース | 返す値 |
---|---|
左辺と右辺が等しい場合 | 0 |
左辺の方が右辺より大きい場合 | 1 |
右辺の方が左辺より大きい場合 | -1 |
左辺と右辺が比較できない場合 | nil |
上記のサンプルだと右辺の方が大きいので、変数resultには
1 |
-1 |
が返されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
<=>比較演算子を解説するプログラムの概要
<=>比較演算子を解説するプログラムでは
- A == B の場合
- A > B の場合
- A < B の場合
- A と B が比較できない場合
の4パターンで<=>比較演算子を使って比較して結果を確認します。
Rubyサンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 |
puts "■<=>比較演算子サンプル" puts orange1 = "orange" orange2 = "orange" result_orange = orange1 <=> orange2 puts "・A == B の場合" puts "#{orange1}と#{orange2}の比較結果:#{result_orange}" puts num7 = 7 num3 = 3 result_num73 = num7 <=> num3 puts "・A > B の場合" puts "#{num7}と#{num3}の比較結果:#{result_num73}" puts num5 = 5 num9 = 9 result_num59 = num5 <=> num9 puts "・A < B の場合" puts "#{num5}と#{num9}の比較結果:#{result_num59}" strawberry = "strawberry" num1 = 1 result_no_comparison = strawberry <=> num1 puts "・A と B が比較できない場合" puts "#{strawberry}と#{num1}の比較結果:#{result_no_comparison}" |
実行結果
Rubyプログラムを実行するやり方は、以下の記事をご参考ください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
■<=>比較演算子サンプル ・A == B の場合 orangeとorangeの比較結果:0 ・A > B の場合 7と3の比較結果:1 ・A < B の場合 5と9の比較結果:-1 ・A と B が比較できない場合 strawberryと1の比較結果: |
右辺と左辺で比較され想定している結果が取得できました。
まとめ:<=>比較演算子を使ってみよう!
以上が<=>比較演算子についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
コメント