こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 Rubyでファイルの読み込みを行うやり方について
- 使うメソッド
- 実際にファイルを読み込むサンプルプログラム
と、この記事で丁寧に解説していきます。
他のファイル操作については、こちらの記事をご参考ください。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
Rubyのバージョン | 2.6.6 |
ファイルの読み込みを行うやり方を解説
ファイルを読み込むためには
- openメソッドでファイルを開く
- readメソッドで読み込む
という段取りで読み込みます。
サンプルは以下になります。
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open('hoge.txt', 'r') do |file| result = file.read end |
それぞれの引数の意味は下記です。
第一引数のファイル指定は、存在しないファイルを指定した場合以下のように No such file or directoryというエラーになります。
ご注意ください。
指定するファイルのパスは
- 相対パス
- 絶対パス
どちらでもOKです。
それぞれのパスについては、こちらの記事をご参考ください。
第二引数の[r]の意味は、読み込みを行うという意味です。
デフォルト値が[r]なので、省略することが可能です。
readメソッドは、ファイル全体の文字列が返されます。
その文字列に対して、putsメソッドなどを使えば画面に表示することができます。
では、次の章で実際に使ってみます。
ファイル読み込みを解説するプログラムの概要
ファイル読み込みを解説するプログラムは
- 第二引数を指定している
- 第二引数を指定していない
の2パターンで読み込みを行います。
読み込んだファイルの中身を表示させて結果を確認します。
カレントディレクトリは
C:\rubystudy
として、同じ階層にrubyプログラムと読み込むファイルを作成します。
Rubyサンプルプログラム
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# ファイル読み込みサンプル puts('■ファイル読み込み(第二引数指定している)') sample_file_path = 'sample.txt' open(sample_file_path, 'r') do |file| puts file.read puts end puts('■ファイル読み込み(第二引数指定していない)') hoge_file_path = 'hogehoge.txt' open(hoge_file_path) do |file| puts file.read puts end puts "■読み込み完了" |
実行結果
読み込むファイルを確認します。
第二引数を指定しているパターンで読み込むファイルの内容は下記です。
第二引数を指定していないパターンで読み込むファイルの内容は下記です。
実行して本当にファイルの読み込みができているかを確認します。
Rubyプログラムを実行するやり方は、以下の記事をご参考ください。
結果は下記の通り、読み込みができていることが確認できました!
まとめ:ファイルの読み込みをしてみよう!
以上がファイルの読み込みを行うやり方についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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