こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで指定された文字列からURLの構成要素を返すparse_url関数について
- parse_url関数とは
- parse_url関数を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.0.3 |
XAMPPのバージョン | 8.0.3 |
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
parse_url関数とは
parse_url関数とは、引数に指定された文字列をURLとし、URLの構成要素ごとに分解して返す関数です。
引数は以下のように指定します。
第一引数(必須) | 文字列 |
---|---|
第二引数(任意) | 取得したいURLの構成要素 |
第一引数に指定する文字列は、基本URLとしてできる限り解析し結果を返します。
ただし、デタラメなURLだった場合falseを返します。
parse_url関数は
- 第一引数のみ指定した場合
- 第二引数も指定した場合
と返すものが異なります。
それぞれを詳しく解説します。
第一引数のみ指定した場合
第一引数のみ指定した場合は、URLの構成を要素とした連想配列が返されます。
使い方サンプルは下記になります。
上記の例だと、resultには以下の内容の連想配列が返されます。
連想配列に含まれる可能性のある要素は以下になります。
キー | 意味 |
---|---|
scheme | スキーマ |
host | ホスト |
port | ポート番号 |
user | ユーザー名 |
pass | パスワード |
path | パス |
query | クエリ |
fragment | フラグメント |
第二引数も指定した場合
第二引数も指定した場合は、第二引数で指定した構成要素の文字列が返されます。
第二引数に指定できるものと意味は以下になります。
指定できる要素 | 意味 |
---|---|
PHP_URL_SCHEME | スキーマ |
PHP_URL_HOST | ホスト |
PHP_URL_PORT | ポート番号 |
PHP_URL_USER | ユーザー名 |
PHP_URL_PASS | パスワード |
PHP_URL_PATH | パス |
PHP_URL_QUERY | クエリ |
PHP_URL_FRAGMENT | フラグメント |
使い方サンプルは下記になります。
上記の例だと、resultには「https」という文字列が返されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
parse_url関数を解説するプログラムの概要
parse_url関数を解説するプログラムでは、
- デタラメなURLを指定した場合
- 第一引数のみ指定した場合
- 第二引数も指定した場合
と3パターンでparse_url関数を使います。
返された値がどうなっているのかを表示させ確認します。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【parse_url_sample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/parse_url_sample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
指定した引数の数通りにURLの構成要素が返されていることを確認できました!
まとめ:parse_url関数を使ってみよう!
以上がparse_url関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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