こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで繰り返し処理ができるfor文について
- for文とは
- for文を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.0.3 |
XAMPPのバージョン | 8.0.3 |
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
for文とは
for文とは、指定した条件の間は繰り返し処理を行う構文です。
サンプルを以下に書きます。
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for($i = 0; $i < 2; $i++ ) { // 繰り返し行いたい処理 } |
for文内の意味は以下になります。
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for(【インデックス変数の初期値】; 【繰り返し処理を続ける条件】; 【増減式】 ) { // 繰り返し行いたい処理 } |
- インデックス変数の初期値
- 繰り返し処理を続ける条件
- 増減式
のそれぞれを解説していきます。
【インデックス変数の初期値】とは、for文の処理を実行するときに1回だけ必ず行われる処理です。
for文の条件式で使う変数の初期値を設定します。
先の具体例では
1 |
$i = 0 |
として、インデックス変数iに初期値0を設定しています。
【繰り返し処理を続ける条件】とは、for文内の処理を繰り返し続けるかどうかを判定する条件です。
設定した条件がtrueの間は処理を繰り返し、falseならば実行が止まります。
具体例の
1 |
$i < 2 |
だと、変数iが2より大きくなったら繰り返し処理が止まります。
【増減式】とは、繰り返し処理が1回終わるごとに実行されます。
インデックス変数の増減処理によく使われます。
1 |
$i++ |
だと、繰り返し処理が1回終わるたびにインデックス変数iが1ずつ増えていきます。
上記の解説をまとめると具体例で出した
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for($i = 0; $i < 2; $i++ ) { // 繰り返し行いたい処理 } |
は、以下の流れで処理が行われます。
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変数iに0が初期値として設定される。 【繰り返し処理を続ける条件】の「$i < 2」を判定。 iは0なので条件式はtrue。for文内の処理が行われる。 処理が最後まで行われると変数iに1が足される。結果iは1になる。 最初の条件式に戻り、【繰り返し処理を続ける条件】の「$i < 2」を判定。 iは1なので条件式はtrue。for文内の処理が行われる。 処理が最後まで行われると変数iに1が足される。結果iは2になる。 最初の条件式に戻り、【繰り返し処理を続ける条件】の「$i < 2」を判定。 iは2なので条件式はfalse。for文の実行が終了される。 |
では、次の章で実際に使ってみます。
for文を解説するプログラムの概要
for文を解説するプログラムでは、for文内でインデックス変数を表示させて実行結果を確認します。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【for_sample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
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<?php print('■for文サンプル<br >'); for($index = 0; $index < 5; $index++ ) { print('indexの値:'.$index.'<br >'); } ?> |
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/for_sample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
指定した条件の間は繰り返し処理がされていることが確認できました。
まとめ:for文を使ってみよう!
以上がfor文についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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