こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 PHPのコンストラクタ(__construct)について
- コンストラクタとは
- コンストラクタを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.0.3 |
XAMPPのバージョン | 8.0.3 |
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
コンストラクタとは
コンストラクタとは、オブジェクトが新規作成されるとき(newするとき)、最初に自動で実行されるメソッドです。
初期化処理をするときなどに使います。
コンストラクタのメソッドは【__construct】で
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class 【クラス名】 { function __construct(変数1, 変数2,…) { // コンストラクタで実行したい処理 } } |
のように記載します。
コンストラクタのサンプルプログラムは以下になります。
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class Sample { private $test; function __construct($hogehoge) { $this->test = $hogehoge; } } |
同じクラスのプロパティやメソッドを呼びたい場合
1 |
$this->【呼ぶプロパティorメソッド】 |
とすれば、呼ぶことができます。
上記のサンプルプログラムで
1 |
$sample = new Sample('テスト'); |
とオブジェクトを新規作成した場合、sampleオブジェクトのtestには「テスト」が設定されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
コンストラクタを解説するプログラムの概要
コンストラクタを解説するプログラムでは、オブジェクトを2つ新規作成し、初期値を設定します。
それぞれのオブジェクトを表示させて確認します。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【user.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
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<?php class User { private $name; private $age; function __construct($name, $age) { $this->name = $name; $this->age = $age; } function greeting() { return $this->name.'さん、こんにちは<br >'; } function info() { return $this->name.'さんは'.$this->age.'歳です<br >'; } } // 鈴木userオブジェクト新規作成 $suzuki = new User('鈴木', 36); print('■鈴木userオブジェクト表示確認<br >'); print($suzuki->greeting()); print($suzuki->info()); print('<br >'); // 田中userオブジェクト新規作成 $tanaka = new User('田中', 67); print('■田中userオブジェクト表示確認<br >'); print($tanaka->greeting()); print($tanaka->info()); ?> |
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/user.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
オブジェクトを新規作成するときに設定した値が設定されていることを確認できました。
まとめ:コンストラクタ(__construct)を使ってみよう!
以上がPHPのコンストラクタ(__construct)についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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