こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
2021年1月中旬、AWSクラウドプラクティショナー試験を受験し、ギリギリでしたが合格しました。
- 勉強した期間
- 勉強でつかった教材の紹介
- 勉強方法
を書いていきます。
AWSクラウドプラクティショナーに合格したい方のご参考になれば幸いです。
試験概要
そもそものAWSクラウドプラクティショナーについてをざっくり解説します。
AWSクラウドプラクティショナーとは、AWSの基礎基本が問われる資格です。
以下の画像の通り、様々な資格の土台となっています。
画像はAWS 認定からお借りしました
AWSの資格を取りたい!と考えられているならば、私はAWSの基礎基本が網羅的に勉強できるAWSクラウドプラクティショナーから取ることをおすすめします。
AWSクラウドプラクティショナーの試験の詳細は以下です。
試験時間 | 90分 |
---|---|
受験料 | 11,000 円(税別) |
問題数 | 65問 |
合格最低点 | 700点(1000点満点) |
受験場所 | 自宅でオンライン受験orテストセンター |
受験場所の自宅でオンライン受験で1点注意です。
それは受験前の試験官とのやり取りをすべて英語で行う点です。
オンライン受験を考えている方は、ご注意ください。
私は英語でやり取りができるか不安だったため、テストセンターで受験しました。
公式サイトはこちら。
受験したときの私のスペック
では、受験したときの私のスペックを紹介します。
私はエンジニアとしては中堅ですが、AWSの経験は1年未満。
AWSクラウドプラクティショナーの勉強をする前は
- s3
- EC2
- Lambda
などの単語が説明できないレベルでした(;^_^A
そんな私が勉強しまして、748点というギリギリでなんとか1発合格しました。
勉強した期間
私は約1カ月勉強しました。
平日は1~1.5時間、土曜日は2~3時間は必ずしました。
日曜日は基本試験勉強はお休み、余裕があれば1時間くらい勉強というスタイルで勉強しました。
概算ですが、勉強時間の合計は40時間くらいだと思います。
勉強でつかった教材の紹介
勉強でつかった教材を紹介します。
私は
- AWS認定クラウドプラクティショナー AWS認定資格試験テキスト
- Udemy「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」
の2つを使いました。
AWSホワイトペーパーは読んでいません。
使った教材をそれぞれ紹介します。
教材その1:AWS認定クラウドプラクティショナー AWS認定資格試験テキスト
私はこの本はAWSの教科書と言っても過言ではない、と思っています。
AWSのサービスや単語の意味についてよくまとめられておりAWS初心者におすすめです。
サービスの説明は
こんな感じで図を豊富に使いながら、様々なAWSのサービスについて分かりやすく解説しています。
章は以下のように区切られてまとめられています。
- 第1章 AWS認定資格
- 第2章 AWSクラウドの概念
- 第3章 AWSのセキュリティ
- 第4章 AWSのテクノロジー
- 第5章 コンピューティングサービス
- 第6章 ストレージサービス
- 第7章 ネットワークサービス
- 第8章 データベースサービス
- 第9章 管理サービス
- 第10章 請求と料金
各章の最後には↓のような練習問題があり、
知識がきちんと定着できているか?を確認できるので便利です。
この本の良いところはAWSクラウドプラクティショナーの試験勉強が終わっても使えることです。
よくある資格試験対策本だと、試験勉強が終わってしまえば不要で、本が邪魔になります。
しかしこの本は、AWS関係で何かわからないことがあれば、辞書として調べることができます。
資格対策だけでなく、仕事でも役立ちます。
AWSクラウドプラクティショナーの上位資格を勉強するときにも便利です。
上位資格はAWSクラウドプラクティショナーの知識を土台としているので、
「あれ?これどうだったっけ?」
という振り返りをしたいときにうってつけです。
1冊持っておけば、様々なシーンで使える便利な本です。
基礎基本の知識を得るためだったら、この本は大変役に立ちます。
が、この本だけだとAWSクラウドプラクティショナー試験を実践練習するための試験問題が不足していると思います。
それを補うために私は次で紹介するUdemyの教材を使いました。
教材その2:Udemy「この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」
教材へのサイトはこちら。
この教材はタイトル通り、模擬試験問題集です。
難易度別に
- 模擬試験(基本レベル①)
- 模擬試験(基本レベル②)
- 模擬試験(応用レベル①)
- 模擬試験(応用レベル②)
- 模擬試験(応用レベル③)
- オプショナル問題(難易度高:アソシエイト試験レベル)模擬試験2回分
6模擬試験があります。
自分の知識に応じた難易度で試験勉強できるので、勉強しやすいです。
正直私は、オプショナル問題はやらなくていいと思っています。
理由は、難しすぎるからです。
AWSクラウドプラクティショナーで出題する問題の範囲を超えているのでは?と思う問題が結構あります。
応用レベルの模擬試験で十分すぎると思います。
中身も実践的なものになっています。
試験を開始すると、本番の試験と同じ時間制限で65問を解答していきます。
解説も充実しているので、正解でも間違えた場合も解説を読むと理解が進むと思います。
6つも模擬試験がありますが、2,400円と手ごろな価格です。
またUdemyはちょくちょくコースのセールを行っています。
たまにのぞいてみて、セールを行っているときに買うことをおすすめします。
買って勉強してみてなんか合わないなあという場合でも、30日間返金保証なので気軽にチャレンジできるかと思います。
注意して頂きたい点が、あくまでこの教材は「模擬試験」である、ということです。
ここに記載されている問題がそっくりそのまま出題される、ということはありません。
次の章でこれらの教材を使った私の勉強方法を紹介します。
勉強方法
私のAWSクラウドプラクティショナーが合格したときの勉強方法をご紹介します。
まずAWS認定資格試験テキストをさっと1周読みます。
別に深く読み込む必要はないです。
「こんなサービスあるんだなー」
くらいでOKです。
その状態でUdemyの模擬試験の基本レベル①を受けます。
1番最初は5~10問くらい問題を解いて切り上げます。
勉強し始めたばかりなので結果は当然ズタボロです。
結果はいいのです。
ここで
- なぜ間違えたのか?
- なぜ正解したのか?
- ほかの選択肢はなぜダメなのか?
を1問ずつ解説を読みながらじっくり勉強して理解を深めます。
解説を読んでもわからない箇所は、AWS認定資格試験テキストを読んで知識を補充していきます。
これを繰り返して最初10問くらいだったのを、20問、25問、30問…と少しずつ多くしていきます。
最終的には65問で試験し、8割以上とれるようになったら、次の模擬試験に進む、という風に進めました。
私は模擬試験は
- 模擬試験(基本レベル①)
- 模擬試験(基本レベル②)
- 模擬試験(応用レベル①)
を先ほどの勉強法で8~9割とれるようになって本試験に挑みました。
結果748点というギリギリの結果で、ほかの応用レベルの模擬試験も勉強しておけば余裕の点数で合格できたろうなあ。。。という感触でした。
私の体感ですが、本試験は模擬試験の基本と応用を混ぜたようなレベルの問題が出題されました。
なので、
- 模擬試験(基本レベル①)
- 模擬試験(基本レベル②)
- 模擬試験(応用レベル①)
- 模擬試験(応用レベル②)
の模擬試験は、勉強しておくことをおすすめします。
まとめ:しっかり対策しよう
以上が私のAWSクラウドプラクティショナーの合格体験記です。
まとめなので、勉強に使った教材をもう一度ご紹介します。
教科書や辞書として、基礎基本を勉強したのがこちらの「AWS認定クラウドプラクティショナー AWS認定資格試験テキスト」。
試験の実践的な練習をするためのUdemyの模擬試験問題集。
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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