こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、14年目エンジニアです。
この記事では、 Linuxの正規表現なしでファイル内の文字列を検索できるfgrepコマンドについて解説していきます。
前提:実行環境
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows11 |
---|---|
WSLのバージョン | 2 |
正規表現なしでファイル内の文字列を検索できるfgrepコマンドを解説
正規表現なしでファイル内の文字列を検索できるfgrepコマンドを解説します。
fgrepコマンドは、「.」や「\」などの正規表現で使われたり特殊文字列をただの文字として認識して検索します。
なのでgrepコマンドだとエスケープしなければならない文字が、fgrepコマンドだとエスケープしなくても検索できるので便利です。
コマンドは、
1 |
fgrep 【検索したい文字列】 【検索したいファイル】 |
です。
実行すると、【検索したい文字列】で指定した文字列を【検索したいファイル】から検索してヒットした場合、行ごとで表示されます。
では、以下のファイルで実際にやってみます。
1 2 3 4 5 6 7 |
******12**** aaaa bbbb cccc ****zzzz***** ...... ***123* |
「***」の文字列を検索する場合コマンドは
1 |
fgrep '***' sample.txt |
になります。
たたくと
1 2 3 |
******12**** ****zzzz***** ***123* |
検索できていることが確認できました。
fgrepコマンドのオプション
fgrepコマンドには、オプションがあるのでよく使いそうなものを一覧にまとめました。
オプション | コマンド例 | 説明 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
|
|
検索してヒットした行の数を表示 | ||||
|
|
検索結果をファイルの行番号を付けて表示 | ||||
|
|
【検索したい文字列】に指定した文字列を含まない行を表示 |
まとめ:fgrepコマンドを使ってみよう
以上がLinuxで正規表現なしでファイル内の文字列を検索できるfgrepコマンドの解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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