【Laravel】PHPUnitのsetUpメソッドを解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、12年目エンジニアです。

この記事では、 Laravelのテストで使用するPHPUnitにあるsetUpメソッドについて

  • setUpメソッドとは
  • setUpメソッドを使ったサンプルプログラム

と、丁寧に解説していきます。

前提:実行環境

実行環境は以下の通りです。

OS Windows11
PHPのバージョン 8.2.4
Laravelのバージョン 10.45.1

この記事では

C:\Laravel

配下に【LaravelSample】という名前でプロジェクトを作成しています。
Laravelのテストクラスを指定して実行するやり方を解説

setUpメソッドとは

setUpメソッドとは、各テストケースが実施される前に毎回実行されるメソッドです。
テストケース実施に必要な

  • オブジェクトの生成
  • データベースへ接続
  • ファイルの読み込み

をsetUpメソッドに定義しておくと便利です。

setUpメソッドの書き方サンプルは以下になります。

守るべきルールは、2つあります。
1つ目は、setUpメソッドの戻り値を指定している

を必ず書くことです。
もし書いていない状態でテストを実行すると
LaravelのPHPUnitのsetUpメソッドを解説

というようなエラーになります。

2つ目は、setUpメソッド内で親クラスの

を実行することです。
呼ぶ位置も重要で、メソッドの一番最初に書く必要があります。

上記2点のルールにはお気を付けください。

では、次の章で実際に使ってみます。

setUpメソッドを解説するプログラムの概要

setUpメソッドを解説するプログラムでは、テストケースを2つ用意します。
それぞれのテスト実行前にsetUpメソッドが実行されているのかを表示させて確認します。

PHPUnitテストプログラムは

C:\Laravel\LaravelSample\tests\Unit

配下に、【SampleTest.php】というファイル名で格納しています。
LaravelのPHPUnitのsetUpメソッドを解説

PHPUnitテストサンプルプログラム

実行結果

コマンドをたたいてテストケースを実行します。
指定したテストケースのみを実行するやり方は、以下の記事をご参考ください。

LaravelのPHPUnitのsetUpメソッドを解説

各テストケースの実行前に、setUpメソッドが実行されていることが確認できました。

まとめ:setUpメソッドを使ってみよう!

以上がPHPUnitのsetUpメソッドについての解説でした!

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ

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