こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 JavaScriptで小数点以下を切り捨てできるMath.floorメソッドについて
- Math.floorメソッドとは
- Math.floorメソッドを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|
Math.floorメソッドとは
Math.floorメソッドとは、引数の数の小数点以下を切り捨てした数を返すメソッドです。
使い方サンプルは以下です。
1 |
var result = Math.floor(7.9) |
変数resultには
1 |
7 |
という値が返されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
Math.floorメソッドを解説するプログラムの概要
Math.floorメソッドを解説するプログラムでは、
- HTML
- JavaScript
の2ファイルを使います。
Math.floorメソッドの引数に
- 正の数(小数点以下が4以下)
- 正の数(小数点以下が5以上)
- 負の数(小数点以下が4以下)
- 負の数(小数点以下が5以上)
4パターンを与えて、結果をHTMLに表示させます。
フォルダ構成は以下のようになっています。
HTMLサンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8" /> <title>Math.floorメソッドサンプル</title> </head> <body> <h2>Math.floorメソッドサンプル</h2> <h3>正の数を切り捨て</h3> <div id="resultPositiveFloor1"></div> <div id="resultPositiveFloor2"></div> <h3>負の数を切り捨て</h3> <div id="resultNegativeFloor1"></div> <div id="resultNegativeFloor2"></div> <script src="js\sample_javascript.js"></script> </body> </html> |
HTMLで外部のJavaScriptを読み込むやり方は、以下の記事をご参考ください。
JavaScriptサンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 |
// 正の数を切り捨て var positiveDecimal1 = 3.4 var positiveDecimalFloor1 = Math.floor(positiveDecimal1) var resultPositiveFloor1 = document.getElementById('resultPositiveFloor1'); resultPositiveFloor1.innerHTML = positiveDecimal1 + "の小数点以下を切り捨て:" + positiveDecimalFloor1 var positiveDecimal2 = 8.6 var positiveDecimalFloor2 = Math.floor(positiveDecimal2) var resultPositiveFloor2 = document.getElementById('resultPositiveFloor2'); resultPositiveFloor2.innerHTML = positiveDecimal2 + "の小数点以下を切り捨て:" + positiveDecimalFloor2 // 負の数を切り捨て var negativeDecimal1 = -3.3 var negativeDecimalFloor1 = Math.floor(negativeDecimal1) var resultNegativeFloor1 = document.getElementById('resultNegativeFloor1'); resultNegativeFloor1.innerHTML = negativeDecimal1 + "の小数点以下を切り捨て:" + negativeDecimalFloor1 var negativeDecimal2 = -8.8 var negativeDecimalFloor2 = Math.floor(negativeDecimal2) var resultNegativeFloor2 = document.getElementById('resultNegativeFloor2'); resultNegativeFloor2.innerHTML = negativeDecimal2 + "の小数点以下を切り捨て:" + negativeDecimalFloor2 |
- getElementByIdメソッド
- innerHTMLプロパティ
については、こちらの記事をご参考ください。
getElementByIdメソッド
【JavaScript】指定したidの要素を取得するgetElementByIdメソッドについて解説します
【JavaScript】指定したidの要素を取得するgetElementByIdメソッドについて解説します
innerHTMLプロパティ
【JavaScript】HTML要素の取得や書き換えができるinnerHTMLプロパティを解説します
実行結果
作成したHTMLをブラウザで開きます。
小数点以下の切り捨てができていることが確認できました。
まとめ:Math.floorメソッドを使ってみよう
以上がJavaScriptのMath.floorメソッドについての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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