【Java】Stream APIのskipメソッドについて解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。

この記事では、 JavaのStream APIのskipメソッドについて

Stream APIのskipメソッドとは
Stream APIのskipメソッドを使ったサンプルプログラム

と、丁寧に解説していきます。

Stream APIについては、こちらの記事をご参考ください。

【Java】Stream APIについて解説します

前提条件：実行環境について
Stream APIのskipメソッドとは
Stream APIのskipメソッドを解説するプログラムの概要
Javaサンプルプログラム
実行結果
まとめ：Stream APIのskipメソッドを使ってみよう！

前提条件：実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS	Windows10
IntelliJ IDEAのエディション	Community(無料版)
IntelliJ IDEAのバージョン	2021.3.2
プロジェクト	Javaプロジェクト
SDK	Oracle OpenJDK version17.0.2

Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。

【IntelliJ IDEA】インストールするやり方を解説します（Windows向け）

Stream APIのskipメソッドとは

Stream APIのskipメソッドとは、先頭から引数に指定した値の数だけのストリームの要素をスキップしたストリームを返すメソッドです。
もし要素数よりskipメソッドに与えた引数の方が大きかった場合、例外とならず空のストリームが返されます。
skipメソッドは、中間操作です。

使い方サンプルは以下になります。

【Stream】
        .skip(【要素数】)
        .【終端操作】;

【Stream】

.skip(【要素数】)

.【終端操作】;

では、次の章で実際に使ってみます。

Stream APIのskipメソッドを解説するプログラムの概要

Stream APIのskipメソッドを解説するプログラムでは、skipメソッドに対して

与えた値がストリームの長さ未満だった場合
与えた値がストリームの長さ以上だった場合

の2パターンで引数を与えて処理を行い、結果を表示して確認します。

解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。
JavaのStream APIのskipメソッドを解説

Javaサンプルプログラム

package sample;

import java.util.ArrayList;
import java.util.Arrays;
import java.util.stream.IntStream;

public class Sample {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("■skipメソッドサンプル");
        System.out.println("・与えた値がストリームの長さ未満だった場合");
        IntStream.range(1, 11)
                .skip(5)
                .forEach(i -> System.out.println(i));

        System.out.println("・与えた値がストリームの長さ以上だった場合");
        ArrayList<String> fruitList = new ArrayList(Arrays.asList("apple", "kiwi fruit", "strawberry", "orange"));
        fruitList.stream()
                .skip(10)
                .forEach(fruit -> System.out.println(fruit));
    }
}

package sample;

import java.util.ArrayList;

import java.util.Arrays;

import java.util.stream.IntStream;

public class Sample {

public static void main(String[] args) {

System.out.println("■skipメソッドサンプル");

System.out.println("・与えた値がストリームの長さ未満だった場合");

IntStream.range(1, 11)

.skip(5)

.forEach(i -> System.out.println(i));

System.out.println("・与えた値がストリームの長さ以上だった場合");

ArrayList<String> fruitList = new ArrayList(Arrays.asList("apple", "kiwi fruit", "strawberry", "orange"));

fruitList.stream()

.skip(10)

.forEach(fruit -> System.out.println(fruit));

}

IntStream.rangeメソッドはIntStreamを作成するメソッド、forEachメソッドは繰り返し処理を行うメソッドです。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。

IntStream.rangeメソッド
【Java】Stream APIのIntStream.rangeメソッドについて解説します

forEachメソッド
【Java】Stream APIのforEachメソッドについて解説します

実行結果

Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は

プログラムを右クリックして実行
実行タブから実行
ガターから実行

の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。

【IntelliJ IDEA】引数なしでJavaアプリケーションを実行するやり方を解説します

JavaのStream APIのskipメソッドを解説

■skipメソッドサンプル
・与えた値がストリームの長さ未満だった場合
6
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8
9
10
・与えた値がストリームの長さ以上だった場合

■skipメソッドサンプル

・与えた値がストリームの長さ未満だった場合

・与えた値がストリームの長さ以上だった場合

skipメソッドの引数に与えた値分、ストリームの要素をスキップできていることが確認できました。

まとめ：Stream APIのskipメソッドを使ってみよう！

以上がJavaのStream APIのskipメソッドについての解説でした！

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