こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 Javaで小数点の切り捨ての計算ができるMath.floorメソッドについて
- Math.floorメソッドとは
- Math.floorメソッドを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) |
IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 |
プロジェクト | Javaプロジェクト |
SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 |
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
Math.floorメソッドとは
Math.floorメソッドとは、引数で与えられた数値の小数第一位で切り捨てた値をdouble型で返すメソッドです。
使い方サンプルは以下になります。
1 |
double result = Math.floor(2.8); |
変数resultには
1 |
2.0 |
という値が返されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
Math.floorメソッドを解説するプログラムの概要
Math.floorメソッドを解説するプログラムでは
- 正の小数(小数第一位が5未満)
- 正の小数(小数第一位が5以上)
- 負の小数(小数第一位が5未満)
- 負の小数(小数第一位が5以上)
4パターンの値に対してMath.floorメソッドで計算結果を表示して確認します。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。
Javaサンプルプログラム
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package sample; public class Sample { public static void main(String[] args) { double positiveDecimal12 = 1.2; double positiveDecimal17 = 1.7; double negativeDecimal12 = -1.2; double negativeDecimal17 = -1.7; System.out.println("・正の小数(小数第一位が5未満)"); System.out.println(positiveDecimal12 + "の計算結果:" + Math.floor(positiveDecimal12)); System.out.println("・正の小数(小数第一位が5以上)"); System.out.println(positiveDecimal17 + "の計算結果:" + Math.floor(positiveDecimal17)); System.out.println("・負の小数(小数第一位が5未満)"); System.out.println(negativeDecimal12 + "の計算結果:" + Math.floor(negativeDecimal12)); System.out.println("・負の小数(小数第一位が5以上)"); System.out.println(negativeDecimal17 + "の計算結果:" + Math.floor(negativeDecimal17)); } } |
実行結果
Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は
- プログラムを右クリックして実行
- 実行タブから実行
- ガターから実行
の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。
1 2 3 4 5 6 7 8 |
・正の小数(小数第一位が5未満) 1.2の計算結果:1.0 ・正の小数(小数第一位が5以上) 1.7の計算結果:1.0 ・負の小数(小数第一位が5未満) -1.2の計算結果:-2.0 ・負の小数(小数第一位が5以上) -1.7の計算結果:-2.0 |
切り捨てができていることが確認できました。
まとめ:Math.floorメソッドを使ってみよう!
以上がJavaのMath.floorメソッドについての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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