こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 Javaでenum(列挙型)について
- enum(列挙型)とは
- enum(列挙型)の基本の使い方
- enum(列挙型)を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) |
IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 |
プロジェクト | Javaプロジェクト |
SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 |
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
enum(列挙型)とは
enum(列挙型)とは、複数の定数をまとめて管理できるクラスです。
定数については、こちらの記事をご参考ください。
enumで宣言される定数は、列挙子と呼びます。
enum(列挙型)の基本の使い方
enumの基本の使い方を
- 書き方
- 呼び出し方
でそれぞれ解説します。
書き方
enumの基本の書き方サンプルは以下です。
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【アクセス修飾子】 enum 【列挙型名】 { 【列挙子1】, 【列挙子2】, …(略)…, 【列挙子X】; } |
定数と同じように列挙子も
- すべて大文字
- 単語は_(アンダースコア)で区切る
という命名規則を持っています。
enumのファイル名は【列挙型名】.javaとなります。
呼び出し方
enumの基本の呼び出し方は、staticフィールドとほぼ同じで
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【列挙型名】.【列挙子】 |
で、指定した列挙子の値を取得できます。
取得する値は列挙子として定義した値がそのまま出力されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
enum(列挙型)を解説するプログラムの概要
enum(列挙型)を解説するプログラムでは、
- enumクラス
- mainクラス
の2クラスを用意して、mainクラスからenumクラスを呼び出し、結果を表示させ値が取得できているかを確認します。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトにあり
- enumクラス:fruitパッケージ
- mainクラス:sampleパッケージ
それぞれある、とします。
Javaサンプルプログラム(enumクラス)
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package fruit; public enum Fruit { APPLE, GRAPE, ORANGE; } |
Javaサンプルプログラム(mainクラス)
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package sample; import fruit.Fruit; public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println("■enumサンプル"); System.out.println(Fruit.APPLE); System.out.println(Fruit.GRAPE); System.out.println(Fruit.ORANGE); } } |
実行結果
Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は
- プログラムを右クリックして実行
- 実行タブから実行
- ガターから実行
の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。
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■enumサンプル APPLE GRAPE ORANGE |
enumを呼び出せていることが確認できました。
まとめ:enum(列挙型)を使ってみよう!
以上がJavaのenum(列挙型)の基本の使い方についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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