こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 Javaで日時を表すDateクラスについて
- Dateクラスとは
- Dateクラスを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件：実行環境について
実行環境は以下の通りです。
| OS | Windows10 |
|---|---|
| IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) |
| IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 |
| プロジェクト | Javaプロジェクト |
| SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 |
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
Dateクラスとは
Dateクラスとは、日時を表すクラスです。
Dateクラスのオブジェクトには、年月日からミリ秒までの値が保持されます。
Dateクラスを使うためには
|
1 |
import java.util.Date; |
をインポートする必要があります。
なお、Dateクラスはあくまで日時を表すクラスです。
なので、時間を足したり引いたりするようなメソッドがありません。
Dateクラスを計算したい場合は、Calendarクラスというものを使います。
これは別の記事で解説致します。
Dateクラスのコンストラクタ
Dateクラスのコンストラクタを解説します。
| コンストラクタ | 説明 |
|---|---|
| Date() | 引数なし。 オブジェクトを生成したときの日時のDateオブジェクトが生成される |
| Date(long date) | 第一引数のdateにミリ秒を指定。 1970年1月1日00:00:00 GMTから指定したミリ秒分足したDateオブジェクトが生成される |
では、次の章で実際に使ってみます。
Dateクラスを解説するプログラムの概要
Dateクラスを解説するプログラムでは、
- 引数を指定しない
- 引数を指定する
の2パターンでDateクラスを作成して表示させます。
どのように時間が表されるのかを確認します。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。
Javaサンプルプログラム
|
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
package sample; import java.util.Date; public class SampleDate { public static void main(String[] args){ Date now = new Date(); System.out.println("引数を指定しない：" + now); Date date = new Date(10000); System.out.println("引数を指定する：" + date); } } |
実行結果
Javaプログラムを実行します。
IntelliJ IDEAでJavaプログラムを実行するやり方は、こちらの記事をご参考ください。
|
1 2 |
引数を指定しない：Thu Feb 24 21:13:57 JST 2022 引数を指定する：Thu Jan 01 09:00:10 JST 1970 |
引数を指定しなかった場合はオブジェクトを生成した時間、引数を指定した場合は1970年1月1日00:00:00 から足したミリ秒で生成され保持されていることが確認できました。
ただ、そのままの表示だとぱっと見で分かりにくいです。
Dateクラスを分かりやすく表示できるようにするためには、SimpleDateFormatクラスを使います。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。
まとめ：Dateクラスを使ってみよう！
以上がJavaの日時を表すDateクラスについての解説でした！
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽｀*)
ではでは～(・ω・)ﾉｼ
コメント