こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 Javaの条件演算子(三項演算子)について
- 条件演算子とは
- 条件演算子を使うと便利なケース
- 条件演算子を使ったサンプルプログラム
と、この記事で丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
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IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) |
IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 |
プロジェクト | Javaプロジェクト |
SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 |
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
条件演算子(三項演算子)とは
条件演算子(三項演算子)とは、if文のように条件で分岐することができる演算子のことです。
条件演算子の使い方サンプルは以下になります。
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(条件式) ? (trueの場合の結果) : (falseの場合の結果) |
上記のサンプルをif文で書くと、以下になります。
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if (条件式) { (trueの場合の結果) } else { (falseの場合の結果) } |
条件演算子とif文は、同じ内容を書いています。
が、条件演算子を使うとこのようにスマートに書くことができるケースがあります。
条件演算子(三項演算子)を使うと便利なケース
条件演算子を使うと便利なケースは、シンプルな条件に応じて値を設定するときです。
シンプルな条件のif文のサンプルは以下です。
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int num = 1; String result = ""; if (num == 1) { result = "正解"; } else { result = "不正解"; } |
上記を条件演算子で書くと、下記になります。
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int num = 1; String result = num == 1 ? "正解" : "不正解"; |
このようにシンプルな条件分岐で値を設定する場合は、簡潔に書くことができる条件演算子を使うことをおすすめします。
逆に
- 判定する条件が複雑
- 条件分岐後の処理が複雑
というケースは、if文を使うことをおすすめします。
では、次の章で実際に使ってみます。
条件演算子(三項演算子)を解説するプログラムの概要
条件演算子を解説するプログラムでは、条件演算子を使って
- trueの場合
- falseの場合
の2パターンで条件を判定し結果を表示させます。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。
Javaサンプルプログラム
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package sample; public class Sample { public static void main(String[] args){ System.out.println("■条件演算子(三項演算子)の確認:trueの場合"); int calcNum = 4; String retultTrue = calcNum % 2 == 0 ? "偶数" : "奇数"; System.out.println(calcNum + "は" + retultTrue); System.out.println("■条件演算子(三項演算子)の確認:falseの場合"); int calcNum2 = 5; String retultFalse = calcNum2 % 2 == 0 ? "偶数" : "奇数"; System.out.println(calcNum2 + "は" + retultFalse); } } |
実行結果
Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は
- プログラムを右クリックして実行
- 実行タブから実行
- ガターから実行
の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。
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■条件演算子(三項演算子)の確認:trueの場合 4は偶数 ■条件演算子(三項演算子)の確認:falseの場合 5は奇数 |
指定した条件で分岐ができていることが確認できました。
まとめ:条件演算子(三項演算子)を使ってみよう!
以上がJavaの条件演算子(三項演算子)についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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