【IntelliJ IDEA】Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成するやり方を解説します

ツール

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。

この記事で、IntelliJ IDEAでSpring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成するやり方を解説します。

前提:実施している環境

この記事では、以下の環境で行っています。

OS Windows10
IntelliJ IDEAのエディション Community(無料版)
IntelliJ IDEAのバージョン 2021.3.2

Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成するやり方を解説

Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成するやり方を解説します。

そもそもSpring Initializrとは、統合開発環境(IDE)に依存しないSpring Bootプロジェクトを新規作成することができるツールです。
そのツールでプロジェクトを作成して、IntelliJ IDEAでインポートする、という流れで作成します。

以下のリンクを押し、Spring Initializrのサイトに行きます。
Spring Initializr
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

それぞれの意味は以下の表にまとめました。

番号 ラベル 説明
Project ビルドツールを選択
Language プログラム言語を選択
Spring Boot 使用するSpring Bootのバージョンを選択
デフォルトでチェックされているものが最新の安定版
Project Metadata Group パッケージを入力
デフォルトは「com.example」
Project Metadata Artifact プロジェクト名を入力
デフォルトは「demo」
Project Metadata Name Artifactで指定した値と同じものが自動で設定される
Project Metadata Description プロジェクトの説明
デフォルトは「Demo project for Spring Boot」
Project Metadata Package Name プロジェクトのパッケージ名
Group+Artifactの値が自動で設定される
Project Metadata Packaging ビルド後のファイル形式を選択
Project Metadata Java Javaのバージョンを選択
Dependencies 使用するフレームワークやライブラリを選択

この記事では、以下のように選択します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

番号 ラベル 選択・指定したもの
Project Gradle Project
Language Java(デフォルト)
Spring Boot 2.6.3(デフォルト)
Project Metadata Group com.example(デフォルト)
Project Metadata Artifact SpringSample
Project Metadata Name SpringSample(自動で設定)
Project Metadata Description Demo project for Spring Boot(デフォルト)
Project Metadata Package Name com.example.SpringSample(自動で設定)
Project Metadata Packaging Jar(デフォルト)
Project Metadata Java 11(デフォルト)
Dependencies Spring Web
Lombok

Dependenciesを設定するやり方は【ADD DEPENDENCIES】を選択します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

ライブラリとフレームワークが表示されるので、その中から使いたいものを選択します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

選択したものがDependenciesに追加されます。
表示されていればOKです。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

設定が完了したら、【GENERATE】ボタンを押します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

プロジェクトがzipファイルでダウンロードされます。
zipファイルを任意の場所で解凍します。
この記事では

C:\SpringBootSample

配下で解凍しました。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

IntelliJ IDEAから作成したSpring Bootプロジェクトを開きます。

  • IntelliJ IDEA起動画面から開く
  • プロジェクト画面から開く

の2つのやり方があるので、それぞれ紹介します。

1つ目のIntelliJ IDEA起動画面から開くやり方は、左の【プロジェクト】を選択している状態で【開く】ボタンを押します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

【ファイルまたはプロジェクトを開く】という画面が表示されます。
解凍したプロジェクトを選択し、【OK】ボタンを押せば開くことができます。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

2つ目のプロジェクト画面から開くやり方は、プロジェクトの上部にある【ファイル】を選択し、表示されたドロップダウンリストの中から【開く】を選択します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

1つ目と同様に【ファイルまたはプロジェクトを開く】という画面が表示されるので、解凍したプロジェクトを選択し、【OK】ボタンを押します。

プロジェクトを開いたとき

プロジェクト○○○○を信頼して開きますか?

というアラートが表示されます。
【プロジェクトを信頼する】にチェックして、【プロジェクトを信頼】ボタンを押します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

Spring Bootプロジェクトを新規作成することができました。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

正しく新規作成できたかをビルドして確認します。

「プロジェクト名」\src\main\java\com\example\「プロジェクト名」\「プロジェクト名」Application.java

を開きます。
この記事では

SpringSample\src\main\java\com\example\SpringSample\SpringSampleApplication.java

になります。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

開いたプログラム上で右クリックし、表示されるドロップダウンリストの中から【実行】を選択します。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

IntelliJ IDEAの下半分にコンソールが表示されます。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

のようなメッセージが表示されたら起動完了です。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

【http://localhost:8080/】のURLにアクセスします。
すると

Whitelabel Error Page

というエラーページが表示されます。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

何も実装してないのでエラーページが表示されても問題ありません。
新規作成したSpring Bootプロジェクトが起動できることが確認できました。

停止したい場合は、コンソールの左にある赤いボタンを押せば停止させることができます。
Spring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成

まとめ:Spring Bootプロジェクトを新規作成してみよう

以上がIntelliJ IDEAでSpring Initializrを使ってSpring Bootプロジェクトを新規作成するやり方の解説です。

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ

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