こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、システムの構成を考えるときによく出てくる、そして情報処理試験にもよく出題されるフェイルオーバーについて
- 基本情報
- 応用情報
に合格した私が、多くの画像を使って丁寧に解説します。
また、情報処理技術者試験で実際に出題された問題もまとめました。
フェイルオーバーとは
フェイルオーバーとは、メインで動いているシステムが何かしらの原因で停止してしまった場合、自動で待機しているシステムに切り替える機能のことです。
フェイルオーバーは、システムに可用性や信頼性が強く求められるときによく使われます。
フェイルオーバーを具体例を使って解説
フェイルオーバーを具体的な例を使って説明します。
田中株式会社の計算システムの構成、でフェイルオーバーを解説します。
田中株式会社は、計算システムを開発しました。
計算システムには高い信頼性が求められるので、予備のシステムを用意し、その予備のシステムはいつもメインのシステムを監視するようにしました。
メインのシステムが停止した場合、いち早く察知し予備のシステムに自動で切り替えるためです。
何かあったときの対策なので、予備のシステムは基本使われることはありません。
あるとき、メインのシステムで障害が発生し停止しました。
予備のシステムは、メインのシステムを常に監視しているので停止したことがすぐにわかり
自動で切り替わり、メインでやっていた処理を予備のシステムで引き継ぎました。
メインのシステムの復旧が終わり稼働し始めると、また元のように予備のシステムは待機しメインのシステムを監視するという体制に戻ります。
こんな感じで、フェイルオーバーとはシステムが何かあったとき、自動で予備のシステムに切り替わる機能です。
情報処理技術者試験で実際に出題されたフェイルオーバー問題のまとめ
フェイルオーバーについて解説しました。
この章では情報処理試験で、実際に出題された問題を試験ごとにまとめます。
応用情報
データベーススペシャリスト
ネットワークスペシャリスト
まとめ:フェイルオーバーは、予備のシステムに自動で切り替わる機能
以上がフェイルオーバーの解説です。
あなたの勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。
ではでは~(・ω・)ノシ
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