こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、12年目エンジニアです。
この記事では、 Javaで平方根を求めることができるMath.sqrtメソッドについて
- Math.sqrtメソッドとは
- Math.sqrtメソッドを使うときの注意点
- Math.sqrtメソッドを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件：実行環境について
実行環境は以下の通りです。
| OS | Windows10 |
|---|---|
| IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) |
| IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 |
| プロジェクト | Javaプロジェクト |
| SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 |
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
Math.sqrtメソッドとは
Math.sqrtメソッドとは、引数の数値の平方根をdouble型で返すメソッドです。
使い方サンプルは以下になります。
|
1 2 |
int sample = 4; double result = Math.sqrt(sample); |
変数resultには
|
1 |
2.0 |
という値が返されます。
Math.sqrtメソッドを使うときの注意点
Math.sqrtメソッドを使うときの注意点として、引数に負の数またはゼロを指定したとき、があります。
どちらを指定しても例外は発生しませんが、イレギュラーな値が返されます。
以下にまとめました。
- 負の数を指定したときは「NaN」が返される
- ゼロを指定したときは「ゼロ」が返される
指定する数にはご注意ください。
では、次の章で実際に使ってみます。
Math.sqrtメソッドを解説するプログラムの概要
Math.sqrtメソッドを解説するプログラムでは、
- 正の数を指定したとき
- 負の数を指定したとき
- ゼロを指定したとき
の3パターンでMath.sqrtメソッドを実行して結果を表示し確認します。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。
Javaサンプルプログラム
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package sample; public class Sample { public static void main(String[] args) { System.out.println("■Math.sqrtメソッドサンプル"); System.out.println("・正の数を指定したとき"); int num1 = 81; double num1Sqrt = Math.sqrt(num1); System.out.println(num1 + "の平方根：" + num1Sqrt); System.out.println("・負の数を指定したとき"); int num2 = -9; double num2Sqrt = Math.sqrt(num2); System.out.println(num2 + "の平方根：" + num2Sqrt); System.out.println("・ゼロを指定したとき"); int num3 = 0; double num3Sqrt = Math.sqrt(num3); System.out.println(num3 + "の平方根：" + num3Sqrt); } } |
実行結果
Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は
- プログラムを右クリックして実行
- 実行タブから実行
- ガターから実行
の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。
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■Math.sqrtメソッドサンプル ・正の数を指定したとき 81の平方根：9.0 ・負の数を指定したとき -9の平方根：NaN ・ゼロを指定したとき 0の平方根：0.0 |
正の数を指定したとき平方根を求められていることが確認できました。
まとめ：Math.sqrtメソッドを使ってみよう！
以上がJavaのMath.sqrtメソッドについての解説でした！
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽｀*)
ではでは～(・ω・)ﾉｼ
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