このページは、Rubyのメソッド解説記事を一覧でまとめました。
各メソッドに簡単なサンプルプログラムも載せています。
ご参考になれば幸いです。
(使い方が複数あるメソッドは、最もシンプルなものを載せています)
a
aの章では
- Array.clearメソッド
- Array.compactメソッド
- Array.deleteメソッド
- Array.delete_atメソッド
- Array.delete_ifメソッド
- Array.dropメソッド
- Array.each_sliceメソッド
- Array.each_with_indexメソッド
- Array.firstメソッド
- Array.include?メソッド
- Array.joinメソッド
- Array.reverseメソッド
- Array.selectメソッド
- Array.sizeメソッド
- Array.takeメソッド
- Array.unshiftメソッド
をまとめています。
Array.clearメソッド
Array.clearメソッドとは、呼び出している配列のすべての要素を削除して空の配列にするメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] sample.clear # sampleは[]という配列になっている |
Array.compactメソッド
Array.compactメソッドとは、呼び出している配列の要素からnilの要素のみを取り除いた配列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ['hoge', nil, 'hoge'] result = sample.compact # resultには["hoge", "hoge"]という配列が返される |
Array.deleteメソッド
Array.deleteメソッドとは、呼び出している配列から指定した要素をすべて削除するメソッド。
1 2 3 |
sample = [1, 2, 3] result = sample.delete(2) # resultには「2」が返され、配列sampleは[1, 3]になる |
Array.delete_atメソッド
Array.delete_atメソッドとは、呼び出している配列から引数で指定したインデックスの要素を削除し、削除した要素を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["aa", "bb", "cc"] result = sample.delete_at(1) # resultには「bb」が返され、配列sampleは["aa", "cc"]になる |
Array.delete_ifメソッド
Array.delete_ifメソッドとは、呼び出している配列をブロック内で指定した条件で判定し、trueとなった要素を削除するメソッド。
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sample = ["a", "b", "a", "c"] sample.delete_if { |str| str == "a" } # 配列sampleは["b", "c"]になる |
Array.dropメソッド
Array.dropメソッドとは、呼び出している配列を引数で指定した要素数分だけ先頭から削除した配列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] result = sample.drop(1) # 変数resultには「["b", "c"]」という配列が返される |
Array.each_sliceメソッド
Array.each_sliceメソッドとは、呼び出している配列を引数で指定した数でグループ化して繰り返し処理を行うメソッド。
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sample = ["aa", "bb", "cc", "dd", "ee"] result = sample.each_slice(2) # resultには[["aa", "bb"], ["cc", "dd"], ["ee"]]という配列が返される |
Array.each_with_indexメソッド
Array.each_with_indexメソッドとは、呼び出している配列の各要素とインデックスに対して、ブロックで指定した処理を繰り返し行うことができるメソッド。
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sample = ["aaa", "bbb"] sample.each_with_index do |str1, idx| 【各要素に行いたい処理】 # str1は各要素を格納する変数、idxは要素番号の変数 end |
Array.firstメソッド
Array.firstメソッドとは、呼び出している配列の先頭の要素を取得して返すメソッド。
1 2 3 |
sample = [1, 2, 3] result = sample.first # resultには「1」が返される |
Array.include?メソッド
Array.include?メソッドとは、呼び出している配列に引数の値の要素が含まれているかを判定し結果をboolで返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ['a', 'b', 'c'] result = sample.include?('a') # resultに「true」が返される |
Array.joinメソッド
Array.joinメソッドとは、呼び出している配列のすべての要素を連結して1つの文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["test", "sample"] result = sample.join # 変数resultには「testsample」という文字列が返される |
Array.reverseメソッド
Array.reverseメソッドとは、配列の要素を逆順に並び替えた配列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] result = sample.reverse # 変数resultに["c", "b", "a"]という配列が返される |
Array.selectメソッド
Array.selectメソッドとは、呼び出している配列から指定した条件に一致する要素を抽出して、新たな配列を返り値として返すメソッド。
1 2 3 4 5 |
sample = ["aa", "bbb", "cccc"] result = sample.select do |str| str.length > 2 end # 変数resultに["bbb", "cccc"]という配列が返される |
Array.sizeメソッド
Array.sizeメソッドとは、呼び出している配列の要素数を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] result = sample.size # 変数resultに「3」が返される |
Array.takeメソッド
Array.takeメソッドとは、呼び出している配列の先頭から引数で指定した数の要素を取得し配列として返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c", "d"] result = sample.take(2) # 変数resultには["a", "b"]という配列が返される |
Array.unshiftメソッド
Array.unshiftメソッドとは、呼び出している配列に引数の値を先頭へ追加するメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] sample.unshift("z") # 配列sampleは["z", "a", "b", "c"]という配列になる |
b
bの章では
- Base64.decode64メソッド
- Base64.encode64メソッド
をまとめています。
Base64.decode64メソッド
Base64.decode64メソッドとは、引数に指定された文字列をbase64方式でデコードした文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "c2FtcGxl" result = Base64.decode64(sample) # 変数resultには「sample」という文字列が返される |
Base64.encode64メソッド
Base64.encode64メソッドとは、引数に指定された文字列をbase64方式でエンコードした文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "sample" result = Base64.encode64(sample) # 変数resultには「c2FtcGxl」という文字列が返される |
d
dの章では
- Date.friday?メソッド
- Date.leap?メソッド
- Date.monday?メソッド
- Date.monthメソッド
- Date.newメソッド
- Date.sunday?メソッド
- Date.thursday?メソッド
- Date.todayメソッド
- Date.tuesday?メソッド
- Date.valid_date?メソッド
- Date.wdayメソッド
- Date.wednesday?メソッド
- Date.yearメソッド
- Dir.deleteメソッド
- Dir.empty?メソッド
- Dir.exist?メソッド
をまとめています。
Date.friday?メソッド
Date.friday?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトが金曜日かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 7) result = sample.friday? # resultには「true」が返される # 「2023年4月7日」は金曜日 |
Date.leap?メソッド
Date.leap?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトがうるう年かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = Date.new(2004, 4, 1) result = sample.leap? # resultには「true」が返される |
Date.monday?メソッド
Date.monday?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトが月曜日かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 3) result = sample.monday? # resultには「true」が返される # 「2023年4月3日」は月曜日 |
Date.monthメソッド
Date.monthメソッドとは、呼び出している日付オブジェクトの月を整数で返すメソッド。
1 2 3 |
sample = Date.new(2023, 4, 1) result = sample.month # resultには「4」が返される |
Date.newメソッド
Date.newメソッドとは、引数に指定した年月日の日付オブジェクトを生成して返すメソッド。
1 2 |
sample = Date.new(2023, 5, 26) # sampleには「2023-05-26」という日付オブジェクトが返される |
Date.sunday?メソッド
Date.sunday?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトが日曜日かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 2) result = sample.sunday? # resultには「true」が返される # 「2023年4月2日」は日曜日 |
Date.thursday?メソッド
Date.thursday?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトが木曜日かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 6) result = sample.thursday? # resultには「true」が返される # 「2023年4月6日」は木曜日 |
Date.todayメソッド
Date.todayメソッドとは、今日の日付の日付オブジェクトを返すメソッド。
1 2 3 |
require 'date' sample = Date.today # sampleには実行した日の日付オブジェクトが返される |
Date.tuesday?メソッド
Date.tuesday?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトが火曜日かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 4) result = sample.tuesday? # resultには「true」が返される # 「2023年4月4日」は火曜日 |
Date.valid_date?メソッド
Date.valid_date?メソッドとは、引数に指定している年月日が存在するかどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 |
result = Date.valid_date?(2023, 4, 1) # resultには「true」が返される |
Date.wdayメソッド
Date.wdayメソッドとは、呼び出している日付オブジェクトの曜日を取得してInteger型の値を返すメソッド。
返り値を以下。
呼び出している日付オブジェクトの曜日 | 返り値 |
---|---|
日曜日 | 0 |
月曜日 | 1 |
火曜日 | 2 |
水曜日 | 3 |
木曜日 | 4 |
金曜日 | 5 |
土曜日 | 6 |
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 1) result = sample.wday # resultには「6」が返される # 「2023年4月1日」は土曜日 |
Date.wednesday?メソッド
Date.wednesday?メソッドとは、呼び出している日付オブジェクトが水曜日かどうかを判定し結果を返すメソッド。
1 2 3 4 |
sample = Date.new(2023, 4, 5) result = sample.wednesday? # resultには「true」が返される # 「2023年4月5日」は水曜日 |
Date.yearメソッド
Date.yearメソッドとは、呼び出している日付オブジェクトの年を整数で返すメソッド。
1 2 3 |
sample = Date.new(2023, 4, 1) result = sample.year # resultには「2023」が返される |
Dir.deleteメソッド
Dir.deleteメソッドとは、引数に指定されたパスのディレクトリを削除するメソッド。
1 2 |
Dir.delete("C:/sample/sample") # 引数で指定されているsampleディレクトリは削除され、返り値として0が返される |
Dir.empty?メソッド
Dir.empty?メソッドとは、引数に指定されたパスのディレクトリが空であればtrue、何かファイルがあればfalseを返すメソッド。
1 2 |
result = Dir.empty?("C:/sample/sample") # 引数で指定されているsampleディレクトリが空であればtrue、ファイルがあればfalseが返される |
Dir.exist?メソッド
Dir.exist?メソッドとは、引数に指定されたパスのディレクトリが存在したらtrue、なければfalseを返すメソッド。
1 2 |
result = Dir.exist?("C:/sample/sample") # 引数で指定されているsampleディレクトリが存在していればtrue、なければfalseが返される |
f
fの章では
- File.basenameメソッド
- File.deleteメソッド
- File.empty?メソッド
- File.exist?メソッド
- File.extnameメソッド
- File.sizeメソッド
- find_indexメソッド
- flattenメソッド
をまとめています。
File.basenameメソッド
File.basenameメソッドとは、引数に与えられた文字列のパスからファイル名の部分を取得して返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "aaa/bbb/ccc.txt" result = File.basename(sample) # resultには「ccc.txt」という文字列が返される |
File.deleteメソッド
File.deleteメソッドとは、引数に指定されたパスのファイルを削除するメソッド。
1 2 |
File.delete("C:/sample/sample.txt") # 引数で指定されているsample.txtは削除され、1が返される |
File.empty?メソッド
File.empty?メソッドとは、引数に指定されたパスのファイル存在し、かつそのファイルが空であればtrue、そうでなければfalseを返すメソッド。
1 2 |
result = File.empty?("C:/sample/sample.txt") # 引数で指定されているsample.txtが存在して空であればtrue、ファイルが存在しない、またはファイルが空でなければfalseが返される |
File.exist?メソッド
File.exist?メソッドとは、引数に指定されたパスのファイルまたはディレクトリが存在したらtrue、なければfalseを返すメソッド。
1 2 |
result = File.exist?("C:/sample/aaa.txt") # 引数で指定されているaaa.txtが存在していればtrue、なければfalseが返される |
File.extnameメソッド
File.extnameメソッドとは、引数に与えられた文字列のファイル名から拡張子の部分を取得して返すメソッド。
1 2 |
result = File.extname("./test.txt") # resultには 「.txt」という文字列が返される |
File.sizeメソッド
File.sizeメソッドとは、引数に指定されたパスのファイルのサイズをバイトで返すメソッド。
1 2 |
result = File.size("C:/sample/aaa.txt") # resultには aaa.txtのファイルサイズがバイトで返される |
find_indexメソッド
find_indexメソッドとは、配列から指定された値と一致する最初の要素のインデックスを取得するメソッド。
1 2 3 |
sample = ["aa", "bb", "cc"] result = sample.find_index("bb") # resultには「1」が返される |
flattenメソッド
flattenメソッドとは、レシーバーの多次元配列を平坦化した配列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", ["b", ["c"]]] result = sample.flatten # resultには["a", "b", "c"]という配列が返される |
i
iの章では
- indexメソッド
- initializeメソッド
- insertメソッド
- Integer.even?メソッド
- Integer.odd?メソッド
をまとめています。
indexメソッド
indexメソッドとは、引数に指定された文字列を左端から右に向かって検索して最初に出現するインデックスを返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "abcd" result = sample.index("bc") # resultに「1」が返される |
initializeメソッド
initializeメソッドとは、インスタンスを新規作成したときのみ自動で実行されるメソッド。
1 2 3 4 5 |
class Sample def initialize() # 処理 end end |
insertメソッド
insertメソッドとは、配列に指定したインデックスへ要素を追加するメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] sample.insert(1, "d") # 配列sampleは["a", "d", "b", "c"]になる |
Integer.even?メソッド
Integer.even?メソッドとは、呼び出している整数が偶数かどうかを判定してboolを返すメソッド。
1 2 3 |
sample = 4 result = sample.even? # resultにはtrueが返される |
Integer.odd?メソッド
Integer.odd?メソッドとは、呼び出している整数が奇数かどうかを判定してboolを返すメソッド。
1 2 3 |
sample = 5 result = sample.odd? # 変数resultには「true」が返される |
l
lの章では
- lastメソッド
をまとめています。
lastメソッド
lastメソッドとは、配列の最後の要素を取得して返すメソッド。
1 2 3 |
sample = [1, 2, 3] result = sample.last # 変数resultには「3」が返される |
m
mの章では
- mapメソッド
- maxメソッド
- minメソッド
をまとめています。
mapメソッド
mapメソッドとは、配列の各要素に対してブロックで指定している処理を実施し、新たな配列を返り値として返すメソッド。
1 2 3 4 5 |
sample = ['a', 'b', 'c'] result = sample.map do |str| str + str end # 変数resultには["aa", "bb", "cc"]という配列が返される |
maxメソッド
maxメソッドとは、指定した配列の要素から最大値を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = [5, 8, -6, 15] result = sample.max # 変数resultに「15」が返される |
minメソッド
minメソッドとは、指定した配列の要素から最小値を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = [5, 8, -6, 15] result = sample.min # 変数resultに「-6」が返される |
o
oの章では
- Object.classメソッド
をまとめています。
Object.classメソッド
Object.classメソッドとは、呼び出しているオブジェクトが属しているクラスを返り値として返すメソッド。
1 2 |
sample = 100.class # sampleにはIntegerが返される |
p
pの章では
- popメソッド
- Prime.prime?メソッド
- Prime.prime_divisionメソッド
- pushメソッド
をまとめています。
popメソッド
popメソッドとは、レシーバーの配列から末尾の要素を取り除き、取り除いた要素を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] result = sample.pop # 変数resultには「c」という値が返され、配列sampleは["a", "b"]という配列になる |
Prime.prime?メソッド
Prime.prime?メソッドとは、引数の数が素数かどうかを判定してboolを返すメソッド。
1 2 3 |
require 'prime' result = Prime.prime?(7) # 変数resultに「true」が返される |
Prime.prime_divisionメソッド
Prime.prime_divisionメソッドとは、引数の数を素因数分解して結果を配列で返すメソッド。
1 2 3 |
require 'prime' result = Prime.prime_division(8) # 変数resultに[[2, 3]]という配列が返される |
pushメソッド
pushメソッドとは、レシーバーの配列に引数の値を末尾へ追加するメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] sample.push("z") # 配列sampleは["a", "b", "c", "z"]という配列になる |
s
sの章では
- shiftメソッド
- String.chompメソッド
- String.clearメソッド
- String.concatメソッド
- String.delete_prefixメソッド
- String.delete_suffixメソッド
- String.downcaseメソッド
- String.empty?メソッド
- String.lengthメソッド
- String.reverseメソッド
- String.upcaseメソッド
- stripメソッド
- sumメソッド
をまとめています。
shiftメソッド
shiftメソッドとは、レシーバーの配列から先頭の要素を取り除き、取り除いた要素を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "c"] result = sample.shift # 変数resultに「a」という値が返され、配列sampleは["b", "c"]という配列になる |
String.chompメソッド
String.chompメソッドとは、呼び出している文字列から末尾の改行を削除した文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "hogehoge\n" result = sample.chomp # 末尾の「\n」が削除された「hogehoge」という文字列が返される |
String.clearメソッド
String.clearメソッドとは、呼び出している文字列を削除して空にするメソッド。
1 2 3 |
sample = "sample" sample.clear # 変数sampleは空文字列になっている |
String.concatメソッド
String.concatメソッドとは、呼び出している文字列の最後に引数で指定した文字列を連結するメソッド。
1 2 3 4 |
sample = "sample" test = "test" sample.concat(test) # 変数sampleは「sampletest」という文字列になっている |
String.delete_prefixメソッド
String.delete_prefixメソッドとは、呼び出している文字列の先頭から引数で指定した文字列を削除した文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "abcdef" result = sample.delete_prefix("abc") # 変数resultに「def」が返される |
String.delete_suffixメソッド
String.delete_suffixメソッドとは、呼び出している文字列の末尾から引数で指定した文字列を削除した文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "abcdef" result = sample.delete_suffix("def") # 変数resultに「abc」が返される |
String.downcaseメソッド
String.downcaseメソッドとは、呼び出しているすべての大文字を小文字に変換した文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "TEST" result = sample.downcase # resultには「test」という文字列が返される |
String.empty?メソッド
String.empty?メソッドとは、とは、呼び出している文字列が空かどうかを判定してboolを返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "" result = sample.empty? # 変数resultに「true」が返される |
String.lengthメソッド
String.lengthメソッドとは、呼び出している文字列の文字数を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "hoge" result = sample.length # 変数resultには「4」が返される |
String.reverseメソッド
String.reverseメソッドとは、呼び出している文字列を逆順に並び替えた文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "abc" result = sample.reverse # 変数resultに「cba」という文字列が返される |
String.upcaseメソッド
String.upcaseメソッドとは、呼び出している文字列のすべての小文字を大文字に変換した文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "test" result = sample.upcase # 変数resultに「TEST」という文字列が返される |
stripメソッド
stripメソッドとは、レシーバーの文字列から先頭と末尾の空白を削除した文字列を返すメソッド。
1 2 3 |
test = " hogehoge " result = test.strip # 変数resultに「hogehoge」という文字列が返される |
sumメソッド
sumメソッドとは、配列の要素を合計した数を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = [1, 3] result = sample.sum # 変数resultには「4」が返される |
t
tの章では
- Time.nowメソッド
- to_iメソッド
をまとめています。
Time.nowメソッド
Time.nowメソッドとは、現在の日時のTimeオブジェクトを返すメソッド。
1 2 |
sample = Time.now # 変数sampleには実行した現在日時のTimeオブジェクトが返される |
to_iメソッド
to_iメソッドとは、レシーバーの文字列をIntegerクラスの数値に変換した値を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = "10" result = sample.to_i # resultにはInteger型の「10」が返される |
u
uの章では
- uniqメソッド
- URI.parseメソッド
をまとめています。
uniqメソッド
uniqメソッドとは、配列から重複している要素を取り除いた配列を返すメソッド。
1 2 3 |
sample = ["a", "b", "a"] result = sample.uniq # 変数resultには["a", "b"]という配列が返される |
URI.parseメソッド
URI.parseメソッドとは、引数のURIからURIオブジェクトを作成し返すメソッド。
1 2 3 |
require 'uri' result = URI.parse("https://www.google.com/") # 変数resultに引数のURIから作成されたURIオブジェクトが返される |