こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 Javaでnull判定ができるObjects.isNullメソッドについて
- Objects.isNullメソッドとは
- Objects.isNullメソッドを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
IntelliJ IDEAのエディション | Community(無料版) |
IntelliJ IDEAのバージョン | 2021.3.2 |
プロジェクト | Javaプロジェクト |
SDK | Oracle OpenJDK version17.0.2 |
Javaを動かすためにIntelliJ IDEAを使っています。
IntelliJ IDEAのインストールは、下の記事をご参考ください。
Objects.isNullメソッドとは
Objects.isNullメソッドとは、引数で与えられたオブジェクトがnullかどうかを判定して結果をbooleanで返すメソッドです。
引数のオブジェクトがnullだったらtrue、それ以外はfalseを返します。
Objects.isNullメソッドを使うためには、
1 |
import java.util.Objects; |
をインポートする必要があります。
使い方サンプルは以下になります。
1 2 |
String sample = null; boolean result = Objects.isNull(sample); |
変数resultには
1 |
true |
が返されます。
Objects.isNullメソッドを使うとき、Javaのバージョンに注意してください。
java.util.ObjectsクラスはJava7で、Objects.isNullメソッドはJava8でそれぞれ追加されました。
なので、JavaのバージョンによってはObjects.isNullメソッドが使えないことがあります。
もしObjects.isNullメソッドが使えない場合は、Javaのバージョンをご確認ください。
では、次の章で実際に使ってみます。
Objects.isNullメソッドを解説するプログラムの概要
Objects.isNullメソッドを解説するプログラムでは
- nullでないオブジェクト
- nullのオブジェクト
をそれぞれ用意して、Objects.isNullメソッドで判定し結果を表示させます。
解説で使うJavaプログラムは、Sampleプロジェクトのsampleパッケージ内にある、とします。
Javaサンプルプログラム
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package sample; import java.util.Objects; public class Sample { public static void main(String[] args) { String exitVal = "test"; String nonVal = null; System.out.println("■Objects.isNullメソッドサンプル"); if (Objects.isNull(exitVal)) { System.out.println("変数exitValはnull"); } else { System.out.println("変数exitValはnullではない"); } if (Objects.isNull(nonVal)) { System.out.println("変数nonValはnull"); } else { System.out.println("変数nonValはnullではない"); } } } |
実行結果
Javaプログラムを実行します。
実行のやり方は
- プログラムを右クリックして実行
- 実行タブから実行
- ガターから実行
の3種類あるので、いずれかで実行します。
詳しい解説は以下の記事をご参考ください。
1 2 3 |
■Objects.isNullメソッドサンプル 変数exitValはnullではない 変数nonValはnull |
null判定ができていることが確認できました。
まとめ:Objects.isNullメソッドを使ってみよう!
以上がJavaのObjects.isNullメソッドについての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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