こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで小数点以下の切り捨てができるfloor関数について
- floor関数とは
- floor関数を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.0.3 |
XAMPPのバージョン | 8.0.3 |
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
floor関数とは
floor関数とは、引数に指定した数の小数点以下を切り捨てて返す関数です。
floor関数の使い方は以下になります。
1 |
$result = floor(1.7); |
上記のサンプルだと、変数resultには「1」が返ります。
もしfloor関数に整数を指定した場合、指定した値がそのまま返ります。
では、次の章で実際に使ってみます。
floor関数を解説するプログラムの概要
floor関数を解説するプログラムでは
- 正の小数
- 負の小数
- 正の整数
- 負の整数
の4パターンでfloor関数を使い、返り値を表示させます。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【floor_sample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 |
<?php print('■floor関数サンプルその1:正の小数<br />'); $number1_before = 5.64; $number1_after = floor($number1_before); print('実行前:'.$number1_before.'<br />'); print('実行後:'.$number1_after.'<br />'); print('■floor関数サンプルその2:負の小数<br />'); $number2_before = -3.1; $number2_after = floor($number2_before); print('実行前:'.$number2_before.'<br />'); print('実行後:'.$number2_after.'<br />'); print('■floor関数サンプルその3:正の整数<br />'); $number3_before = 5; $number3_after = floor($number3_before); print('実行前:'.$number3_before.'<br />'); print('実行後:'.$number3_after.'<br />'); print('■floor関数サンプルその4:負の整数<br />'); $number4_before = -7; $number4_after = floor($number4_before); print('実行前:'.$number4_before.'<br />'); print('実行後:'.$number4_after.'<br />'); ?> |
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/floor_sample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
小数は切り捨てができていて、整数はそのまま返されていることが確認できました。
まとめ:floor関数を使ってみよう!
以上がfloor関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
コメント