こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
PHPのフレームワークの1つのLaravelでFormRequestに指定できるバリデーションルールはたくさんあります。
この記事ではバリデーションごとにまとめて
- 使い方サンプルプログラム
- デフォルトのエラーメッセージ
を書いています。
ご参考にして頂ければと思います。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.0.3 |
Laravelのバージョン | 8.42.1 |
alpha
alphaは、すべてアルファベットのみであるかのチェックに使います。
alphaの注意点としまして、日本語をバリデーションではじくことができません。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'alpha' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must only contain letters.”
alpha_dash
alpha_dashは、
- アルファベット
- 数字
- ハイフン(-)
- アンダースコア(_)
のいずれかであるかのチェックに使います。
alpha_dashの注意点としまして、日本語をバリデーションではじくことができません。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'alpha_dash' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must only contain letters, numbers, dashes and underscores.”
alpha_num
alpha_numは、アルファベットまたは数字であるかのチェックに使います。
alpha_numの注意点としまして、日本語をバリデーションではじくことができません。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'alpha_num' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must only contain letters and numbers.”
boolean
booleanは、論理値チェックに使います。
- true
- false
- 1
- 0
という値のみ、バリデーションを通過することができます。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'boolean' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 field must be true or false.”
date
dateは、日時チェックに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'date' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 is not a valid date.”
digits
digitsは、数値、かつ、桁数が指定した値であるかをチェックするときに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'digits:2' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must be 【指定した値】 digits.”
digits_between
digits_betweenは、整数、かつ、桁数が指定した最小値から最大値の範囲内であるかをチェックするときに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'digits_between:2, 4' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must be between 【指定した値1】 and 【指定した値2】 digits.”
integer
integerは、整数チェックに使います。
integerの注意点としまして、小数はバリデーションエラーではじかれます。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'integer' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must be an integer.”
max
maxは、指定した値以下であるかをチェックするときに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'max:5' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must not be greater than 【指定した値】 characters.”
min
minは、指定した値以上であるかをチェックするときに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'min:5' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must be at least 【指定した値】 characters.”
numeric
numericは、数値チェックに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'numeric' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 must be a number.”
required
requiredは、必須チェックに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'required' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 field is required.”
url
urlは、URLの形式で書かれているかのチェックに使います。
サンプルプログラム
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public function rules() { return [ 'id' => 'url' ]; } |
デフォルトのエラーメッセージ
“The 【エラー項目】 format is invalid.”
まとめ:リクエストに対して適切なバリデーションを設定しよう
以上がLaravelでFormRequestに指定できるバリデーションルールのまとめでした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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