こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、11年目エンジニアです。
この記事では、 PHPで文字列の先頭と末尾にある空白を削除できるtrim関数について
- trim関数とは
- trim関数を使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows10 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.0.3 |
XAMPPのバージョン | 8.0.3 |
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
trim関数とは
trim関数とは、引数に指定した文字列の先頭と末尾から空白を削除した文字列を返す関数です。
注意点として、文字列の真ん中に空白がある場合は削除されません。
trim関数は
- 削除する文字の指定なし
- 削除する文字の指定あり
の合計2パターンの使い方があります。
それぞれ解説します。
パターン1:削除する文字の指定なし
削除する文字の指定なしの場合は、引数に指定した文字列の先頭と末尾から空白を削除した文字列を返します。
使い方サンプルは、以下になります。
1 2 |
$sample = " A B C "; $result = trim($sample); |
上記の例だと、変数resultには「A B C」という文字列が返されます。
trim関数で削除できる空白とは
文字 | 意味 |
---|---|
「 」 | 半角スペース |
「\t」 | タブ |
「\n」 | リターン |
「\r」 | 改行 |
「\0」 | null文字 |
「\x0B」 | 垂直タブ |
の合計6種類です。
全角スペースは削除されませんので、ご注意ください。
パターン2:削除する文字の指定あり
削除する文字の指定ありの場合は、空白ではなく指定した文字を文字列の先頭と末尾から空白を削除した文字列を返します。
使い方サンプルは、以下になります。
1 2 |
$sample = "aaAaaBaaCa"; $result = trim($sample, 'a'); |
上記の例だと、変数resultには「AaaBaaC」という文字列が返されます。
削除したい文字が複数ある場合は、削除したいすべての文字を文字列で指定します。
使い方サンプルは、以下になります。
1 2 |
$sample = "hogetest"; $result = trim($sample, "hsto"); |
上記の例だと、変数resultには「gete」という文字列が返されます。
では、次の章で実際に使ってみます。
trim関数を解説するプログラムの概要
trim関数を解説するプログラムでは、
- 削除する文字の指定なし
- 削除する文字の指定あり
の2パターンでtrim関数を使い、結果を表示させます。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【trimsample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
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<?php print('■trim関数サンプル<br />'); print("・パターン1:削除する文字の指定なし<br >"); $hello = " Hello World\t"; $trim_hello = trim($hello); print("trim関数を実行する文字列「".$hello."」<br >"); print("trim関数を実行した文字列「".$trim_hello."」<br >"); print("・パターン2:削除する文字の指定あり<br >"); $hoge = "hogehogefugafuga"; $trim_hoge = trim($hoge, "ahog"); print("trim関数を実行する文字列「".$hoge."」<br >"); print("trim関数を実行した文字列「".$trim_hoge."」<br >"); ?> |
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/trimsample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
先頭と末尾のみから空白または指定した文字列が削除されていることが確認できました。
まとめ:trim関数を使ってみよう!
以上がtrim関数についての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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