【Laravel】コントローラーからBladeビューに値を渡す方法を解説します

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在4社経験している、10年目エンジニアです。

この記事では、 PHPのフレームワークの1つであるLaravelでコントローラーからBladeビューに値を渡す方法を丁寧に解説していきます。

前提条件：実行環境について
コントローラーからBladeビューに値を渡す方法
1. コントローラーで値を渡す方法
2. Bladeビューで渡された値を表示する方法
コントローラーからBladeビューに値を渡し方を解説するプログラムの概要
実行して確認
まとめ：コントローラーからBladeビューに値を渡してみよう

前提条件：実行環境について

実行環境は以下の通りです。

OS	Windows10
Laravelのバージョン	8.10.0

この記事では

C:\Laravel\LaravelSample

配下にLaravelのプロジェクトを作成しています。

コントローラーからBladeビューに値を渡す方法

コントローラーからBladeビューに値を渡す方法を解説します。

コントローラーで値を渡す方法
Bladeビューで渡された値を表示する方法

という順番で解説します。

コントローラーで値を渡す方法

コントローラーで値を渡すには、view関数の第一引数に遷移先のBladeビュー、第二引数に渡したい値を連想配列で設定します。

return view('printsample', ['sample' => 'サンプル', 'test' => 'test']);

1	return view('printsample', ['sample' => 'サンプル', 'test' => 'test']);

第二引数で値を指定する場合、

array関数
compact関数

のどちらかで指定してあげると、スッキリと書くことができます！

$sample = 'サンプル';
$test = 'テスト';
return view('printsample', compact('sample', 'test'));

$sample = 'サンプル';

$test = 'テスト';

return view('printsample', compact('sample', 'test'));

それぞれの関数の詳細な解説については、以下の記事をご参考ください。

array関数について
【PHP】配列を初期化できるarray関数を解説します

compact関数について
【PHP】指定した変数名から配列を作成するcompact関数を解説します

Bladeビューで渡された値を表示する方法

Bladeビューで渡された値を表示するには、コントローラーから渡された連想配列の要素のキーを

{{$sample}}

1	{{$sample}}

というように指定すれば、表示することができます。

では、次の章で実際に使ってみます。

コントローラーからBladeビューに値を渡し方を解説するプログラムの概要

コントローラーからBladeビューに値を渡し方を解説するプログラムは、

コントローラー
Bladeビュー
web.php

3つを使います。

コントローラーは名前を【SampleController.php】とし、compact関数で渡す値を作成しBladeビューに渡します。
Bladeビューではコントローラーから受け取った値を表示します。

Bladeビューは名前を【printsample.blade.php】とし、viewsディレクトリ直下に格納します。

web.phpには、【http://〇〇.〇〇.〇〇:8000/printsample】でアクセスした場合、【printsample.blade.php】を呼ぶ関数を呼ぶように定義します。
ちなみにweb.phpとは、ルーティングを定義することができるファイルです。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。

【Laravel】ルーティングを設定するweb.phpの概要を解説します

SampleController.phpのサンプルプログラム

<?php

namespace App\Http\Controllers;

use Illuminate\Http\Request;
use App\Http\Controllers\Controller;

class SampleController extends Controller
{
    public function showValue(){
        
        $name = '田中';
        $age = 60;
        return view('printsample', compact('name', 'age'));
    }

}

<?php

namespace App\Http\Controllers;

use Illuminate\Http\Request;

use App\Http\Controllers\Controller;

class SampleController extends Controller

{

public function showValue(){

$name = '田中';

$age = 60;

return view('printsample', compact('name', 'age'));

}

printsample.blade.phpのサンプルプログラム

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
    <head>
        <meta charset="utf-8">
        <title>サンプル</title>
    </head>
    <body>
        <h1>コントローラーからの値を表示するサンプルページ</h1>
        <p>名前：{{$name}}さん</p>
        <p>年齢：{{$age}}歳</p>
    </body>
</html>

<!DOCTYPE html>

<head>

</head>

<body>

<h1>コントローラーからの値を表示するサンプルページ</h1>

</body>

</html>

web.phpのサンプルプログラム

<?php

use Illuminate\Support\Facades\Route;
use App\Http\Controllers\SampleController;


Route::get('/printsample', [SampleController::class, 'showValue']);

<?php

use Illuminate\Support\Facades\Route;

use App\Http\Controllers\SampleController;

Route::get('/printsample', [SampleController::class, 'showValue']);

実行して確認

本当にコントローラーからBladeビューに値を渡すことができているのかを実行して確認します。
Laravelでサーバーを立ち上げるコマンドは

php artisan serve

1	php artisan serve

です。
サーバーを立ち上げるコマンドの詳細な説明は、こちらの記事をご参考ください。

【Laravel】サーバーを立ち上げるartisan serveコマンドを解説します

http://〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇:8000/printsample
※コマンドプロンプトに記載されているURL
http://localhost:8000/printsample

どちらかのURLにアクセスすれば、コントローラーからBladeビューに値が渡っていることが確認できます！

まとめ：コントローラーからBladeビューに値を渡してみよう

以上がLaravelでコントローラーからBladeビューに値を渡すやり方の解説でした！

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽｀*)
ではでは～(・ω・)ﾉｼ