こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
転職を繰り返し現在5社経験している、12年目エンジニアです。
この記事では、 PHPでCarbonインスタンスの時間を1日の最初の時間(00:00:00)に設定できるCarbon::startOfDayメソッドについて
- Carbon::startOfDayメソッドとは
- Carbon::startOfDayメソッドを使ったサンプルプログラム
と、丁寧に解説していきます。
前提条件:実行環境について
実行環境は以下の通りです。
OS | Windows11 |
---|---|
PHPのバージョン | 8.2.4 |
XAMPPのバージョン | 8.2.4 |
Carbonライブラリのバージョン | 2.71.0 |
PHPを動かすためにXAMPPを使っています。
XAMPPのインストールは、下の記事をご参考ください。
Carbon::startOfDayメソッドが属しているCarbonライブラリとは、年月日や時間を扱うライブラリです。
Carbonライブラリの基本的な使い方については、こちらの記事をご参考ください。
Carbon::startOfDayメソッドとは
Carbon::startOfDayメソッドとは、呼び出しているCarbonインスタンスの時間を1日の最初の時間(00:00:00)に設定することができるメソッドです。
返り値として、設定したCarbonインスタンスそのものも返します。
使い方サンプルは以下になります。
1 2 |
$sample = new Carbon('2023-10-11 12:34:56'); $result = $sample->startOfDay(); |
実行後は変数resultには
1 |
2023-10-11 00:00:00 |
が返され、変数sampleも同じ値になっています。
では、次の章で実際に使ってみます。
Carbon::startOfDayメソッドを解説するプログラムの概要
Carbon::startOfDayメソッドを解説するプログラムでは
- 時間が00:00:01のCarbonインスタンスの場合
- 時間が23:59:59のCarbonインスタンスの場合
の2つのパターンでCarbon::startOfDayメソッドを実行します。
実行前後でCarbonインスタンスがどうなっているかを表示させて確認します。
phpプログラムは
C:\xampp\htdocs
配下に、【sample.php】というファイル名で格納しています。
PHPサンプルプログラム
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<?php require __DIR__ . "/../vendor/autoload.php"; use Carbon\Carbon; print('■Carbon::startOfDayメソッドサンプル<br >'); print('・時間が00:00:01のCarbonインスタンスの場合<br >'); $date1 = new Carbon('2024-02-05 00:00:01'); print("実行前->".$date1.'<br >'); $date1->startOfDay(); print("実行後->".$date1.'<br >'); print('・時間が23:59:59のCarbonインスタンスの場合<br >'); $date2 = new Carbon('2024-02-05 23:59:59'); print("実行前->".$date2.'<br >'); $date2->startOfDay(); print("実行後->".$date2.'<br >'); ?> |
Carbonインスタンスをnewで生成するやり方は、こちらの記事をご参考ください。
実行結果
XAMPPを起動して、【http://localhost/sample.php】のURLにアクセスします。
XAMPPでPHPの動かし方については、こちらの記事をご参考ください。
呼び出しているCarbonインスタンスの時間をその日が始まった時間に設定できていることが確認できました!
まとめ:Carbon::startOfDayメソッドを使ってみよう!
以上がCarbon::startOfDayメソッドについての解説でした!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
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